東京に暮らす高校生の立花瀧（たちばなたき）と、飛騨の山奥に住む宮水三葉（みやみずみつは）は、ある日突然夢の中でお互いの体が入れ替わっていることに気づく。

最初は戸惑いながらも、日常の中で少しずつ互いの生活に馴染んでいく二人。しかし、その不思議な現象の背後には、ある壮大な運命が隠されていた。

入れ替わりが突然途切れたことをきっかけに、瀧は三葉を探す旅に出る。そして明らかになるのは、時空を超えた切ない愛の物語――。
美しい風景描写とともに、二人の絆が奇跡を呼び起こす、新海誠監督の代表作。

家出をして東京へやってきた少年・森嶋帆高（もりしまほだか）は、都会での生活に苦しみながらも、小さな出版社で働き始める。

そんなある日、彼は「祈るだけで晴れにすることができる力」を持つ少女・天野陽菜（あまのひな）と出会う。
彼女の力で東京は一時的に晴れ渡るが、その力には大きな代償が伴うことが判明する。帆高と陽菜は運命に抗おうとするが、彼らの選択は東京全体に大きな影響を与えることになる――。

愛と犠牲を描いた、新海誠監督が贈る切なくも力強い青春ファンタジー。

幼少期の仲間だった「超平和バスターズ」の6人。
ある日、突然の事故で仲間の一人である本間芽衣子（めんま）が亡くなってしまう。

それをきっかけに、仲良しだった彼らは疎遠になってしまう。しかし、高校生になった宿海仁太（じんたん）の前に、亡くなったはずの芽衣子が幽霊となって現れる。

「お願いを叶えてほしい」という芽衣子の言葉を受け、仁太はもう一度仲間たちと向き合うことを決意する。過去の後悔や葛藤と向き合いながら、友情と絆を取り戻していく――涙なしには見られない、感動の青春ストーリー。

幼い頃のトラウマが原因で言葉を封印してしまった少女、成瀬順。
彼女はある日、地域のふれあい交流会の実行委員に選ばれ、ミュージカルを通して自分の気持ちを伝えることになります。

心の叫びと向き合いながら、クラスメイトとの絆、そして少し切ない恋愛模様が描かれる感動の青春ストーリー。

江ノ島に住む高校生・梓川咲太（あずさがわさくた）は、恋人である桜島麻衣（さくらじままい）との穏やかな日々を送っていた。

しかし、ある日突然、彼の初恋の相手・牧之原翔子（まきのはらしょうこ）が目の前に現れる。
しかも翔子は、中学生の姿と大人の姿という二つの存在で現れ、咲太を混乱させる。

翔子の「思春期症候群」の原因を探る中で、咲太は自身の命を懸けた選択を迫られることになる――。
過去と現在、そして未来を繋ぐ切なくも美しいラブストーリーが描かれる。

「告白実行委員会」をテーマにしたクリエイターユニット「HoneyWorks」の楽曲シリーズをアニメ映画化した作品。

今作では、内気な少女・瀬戸口雛（せとぐちはな）と、彼女が思いを寄せる幼馴染・榎本虎太朗（えのもとこたろう）を中心に描く青春ストーリー。

恋愛に不器用な少年少女たちが織りなす甘酸っぱい「告白」の瞬間を、音楽と共に美しく映し出す。
思春期の心情がリアルに描かれており、共感必至のラブストーリー。

靴職人を目指す高校生・秋月孝雄（あきづきたかお）は、雨の日の午前中だけ訪れる新宿御苑で、一人静かに過ごしていた。

そんなある日、謎めいた年上の女性・雪野百香里（ゆきのゆかり）と出会い、二人は次第に心を通わせていく。

しかし、二人には大きな年齢差や立場の違いがあり、やがて季節が進むにつれ、二人の関係にも変化が訪れる――。
雨の美しさとともに、言葉では言い表せない静かな「孤独」と「愛」を描いた新海誠監督の傑作短編映画。